高齢者の母は「リモートで片付け」ができるのか!?/実家を片付けて売却!母の施設入居までの道のりpart③

こんにちは、川中靖子です。
このブログでは、遠方に住んでいた親との関わり方、将来の介護やサポートなどの不安をどうやって解消しているのか、私が経験した上で学んだことをシェアしています。
ダブルケアの時代に突入した方、また、子育てや介護中の方に少しでもお役に立てたら幸いです。

本日は前回に引き続きのレポートです!

最後まで家で過ごしたい?施設に入るという選択/実家を片付けて売却!母の施設入居までの道のりpart②

 

最後くらいは自分でさよならしたいけど…

前回、施設入所に向けて話し合いが進み、実家を片付けるために母と兄と三人で芦屋に帰ろう!と思っていたのですが…

・母の術後の回復が悪く鬱症状も出てきた

・兄も何日も会社を休んで余裕がない

三人で帰省する、ということが現実的ではなくなりました。

最後くらいは自分のモノは自分で整理して、「家にもさよならを言いたいだろう」と気に病んでいたものの、そんなことも言っていられなくなったのです。

それなら実働部隊として片付けが得意な私が一人で帰ったらいいのでは?

春休みにたまたま夫の実家に家族で帰省するタイミングがあったので、遠隔で片付けることになりました!

 

 

パソコン画面ごしのリモート片付けは「要らないものを決めるのではなく必要なものを選び抜く」 

私が夫の実家の用事の合間、リモートで片付けをする制限時間が2時間ほどで、諸々の用事も済ませたかったので、実質1時間ほど。

「お母さん、ほとんどモノは要らない、と言っていたけど大丈夫?」「必要なら買おうね!」を合い言葉にスタート!!

はじめは、「これは絶対に要らないだろうな〜」のゾーンから進めていき、勢いが出てきた頃に、大好きな洋服コーナー

「お母さん、ベスト好きすぎ(兄のツッコミ)」「あれ、声がワクワクしてるね〜」

どんどん分けます!

「もう韓国ドラマのDVD全部要らない」「そうそうNetflix入れるしね」なんて会話も挟みつつ、兄&母と画面ごしで進めました。

洋服にキッチン、洗面具から思い出のものまで、母に聞いて分けるものはこの1時間ほどで終わったのでした!

 

 

何で送る?単身パックor宅急便という選択肢

ある程度荷物が決まったら、何で送るかなのですが、、、

はじめはヤマトホームコンビニエンスの専用ボックスを検討していました。

しかし、母の荷物は大きいモノが全くない(一部椅子のサポートと健康器具くらい)という状況だったので、一般的な宅急便で送ることにしました!

 

こちらは一軍。下着や春先まで着られるもの全て一緒に住んでいる兄の家に送りました。

 

 

 

当時は、気分も落ち込んでいたので「全部要らない」と言っていたけど、これまで気に入っていた絵や置物があると施設が自分の家みたいになる、と聞いていたので、勝手に選んで施設に送りました。

 

 

施設内に居る母の知り合いが「私も編み物が趣味なのよ」と話してくれたのを思い出し、こちらも入れておきました♩落ち着いたら一緒にできるといいね

 

 

細かいモノは、買ってもいいけれど、すぐに生活がスタートできるように、抜粋して送りました。

「こういう細やかなことは、私にしかできないな〜」なんて自画自賛しつつ、そうでも思わないとやっていられないので、集中して取り組みます。

 

横浜行きには、今後アルバムにしなおす予定の母の写真、書類関連、私の油絵と卒業アルバムなど。

東京(兄)行きには、年金、介護などの手続き関連、転居や電気やガスの明細を洋服と一緒に送りました。あとは施設行き。

計3箱の引っ越し

全部で一万円、かかりませんでした^^

 

要らないものを捨てるのではなく、必要なモノを選び抜くことで、無事に高齢者の母でも、リモートで片付けができました!   

 

次回

必要なモノを選び抜いたことに成功はしたものの

不要なモノが残っている状態、、、さてどうなることでしょう   つづく

実家の荷物処分は『不要品買取業者』に依頼/実家を片付けて売却!母の施設入居までの道のりpart④

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