ダブルケアの時代!実家の生前整理&リフォームを遠隔でサポートする時のコツ

コロナの感染者数が減りましたね。緊急事態宣言も解除された県が多い中、私の住む神奈川県では、外出自粛が続いています。

先日学校から大量のプリントが配られ、子どもたちもびっくり。少し難しい内容に取り組む場合は一緒に考える時間も必要なので、仕事ははかどりません…

しかし、今日は夫が午前中に娘と一緒に仕事をしながら、こどもチャレンジ(我が家の子どもは愛用中)をみてくれています!

ということで、子育てで忙しい毎日を送っているものの、私は実家(関西で一人で住んでいる母)ことも心配している状況。

肺がんを患って体力が落ちたこと、まだ自分のことは自分で生活はできているものの、高齢者が一人で暮らしているのでフォローが必要なのです。

特に家の整理を進めたり、親がどう暮らしていくのかを考えていくと同時にリフォームする時の遠隔サポートもはじまりました。同じ思いをされている方の参考になれば嬉しいです。

 

子育てで忙しい中でも親の心配はつきものだけど…娘の本音

私はワーキングマザーなので働きながら子育て中なのですが、特に保育園時代10年(あと一年!)は子どもの病気の時には「助けてくれる親が居たら…」と何度も思いました。

夫が仕事を休んでくれる、会社が休ませてくれる、病気の時に親が子どもをみてくれる、遠方から子どもの世話をしに来てくれる、長期休みで一ヶ月預かってくれる

そんな声を耳にすると「いいな〜、ステキだな〜」うらやましくてたまりませんでした。わかっています、そんな都合のいい話ばかりではないことを!でも保育園ママや友人からよく聞く話なんですよね(たまには愚痴っちゃいます)

しかし、私の場合は、子どもを預かってもらうどころか、親の心配の方が多い!?

4年前に父が亡くなり、ちょうど娘を出産したばかりだったので、正直家のフォローは大変でした。しかし、母一人になり兄夫婦と同居するという話も流れたこともあり、高齢者一人暮らしのサポートもスタート!

忙しくてもお世話になったんだから仕方ない!できることだけやる!この辺りから腹をくくって、兄と二人三脚でやるぞーと兄はどう思っているかはわからないけど、出来る範囲でやっていくことに決めました。

 

生前整理と遺品整理することで親へ恩返し

この写真は2017年に長女を産んですぐ義理の姉にも手伝ってもらい片付けていた時の写真です。韓流スターが大好きで、なぜかその横に孫の手形、、、おかんおもしろすぎです。

以前書いていたAmebloの記事で2016年の12月から実家の生前整理を始めたのですが、父の様態が悪くなったことでスピードアップさせました。

散らかった部屋に一日中いると気分が滅入ります。更に父が亡くなることで手続き関係も複雑だったので、より整理が必要だったのです。

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親には親の考えがあるし、持っているモノに対して娘だからと偉そうなことは言わない!と心を決めて進めました。

片付けは体力が必要なので「今、無理に片付けたくない」と文句を言われたりしたこともありましたが、その後は「整理しておいてよかった」「ほんとうにありがとう」と何度も言っていました。

 

一人で抱え込まず「誰かに助けてもらう体制」を整える

父が亡くなってから一年後に、母の肺がんが見つかりました。東京の兄の家に滞在しながら手術をし無事成功したのですが、精神的にかなりまいってしまい一時は同居案も浮上していました。

しかし、兄のところに赤ちゃんが生まれたり、母も回復して「やっぱり芦屋の自宅がいい」と言うようになったことで一人暮らしが再開したのでした。

何十年も前から鬱病を持っていて、鬱と共存して生きている母なので、落ち込む時はすごくて、、、そこも見守りつつ、家を整えることくらいはできるのでサポートしています。

ここ三ヶ月で整えた体制

・介護認定の要支援1を取る(一番低い認定ですが、肺がんの手術したことや子どもが遠方なので取れました!)

・ケアマネージャー担当者がつく(親身になってくれて超助かる)

・栄養満点のお弁当サービスを週2回利用(受取がなかったら教えてくれる)

・月二回掃除をお願いする

・体力向上に向けて運動施設の送迎サービスを月二回

 

家の中に他人が入ることに抵抗をなくす

一番よかったのは、他人が家に入ることに抵抗がなくなったこと!!鬱で塞ぎ込んでいた時から随分元気になった母をみんなでサポートする仕組みが整ったらあとはこの生活に慣れるだけです。

「やっちゃん、お弁当おいしくて助かる〜」「プロの掃除の人が入ると自分でする掃除がらくだわ〜」「誰かと話せるのもいいね!」とめっちゃ電話がかかってくるようになりました!

家の中に他人が入ってくることを拒んでいた母ですが、「助かる〜」と仕切りに言っています。この仕組みができただけで大成功かと。

 

プチリフォームも子どもが遠隔仲介に入ることで安心して進めましょう

元気になった母は、さらに家を綺麗にしたいと思うようになったようです。

洗面所の水漏れを直したい(これは至急対応しました)、換気扇やトイレをプロにお願いしたい、ふすまを替えたい、畳を綺麗にしたいなどなど。

現在80歳を越えたこともあり、あと何年今の家に住めるのか分かりません。しかし、環境を整えたいと思うこと自体はすごくいいこと!!

私は専門分野なので、遠隔仲介することにしました。「家の中にチラシが入っていてお願いしようと思うんだけど」と内容を聞いて私が電話をしたらびっくり!なんてことも。

とにかく誰かが仲介に入っているということを業者も知ればへたなことはできません。悪徳リフォーム業者と言われる業者が山のようにいます!気を付けてくださいね。

 

まとめ

子育てしながら親のことまで考えることは大変です。でも、親孝行だからと無理をする必要は全くないと思います。いくらお世話になったからといって子どもの生活がおかしくなるのは親も望んでいないはず。

今後どんな状況になるのかはわかりません。お金のことや母がどう暮らしていくのかなど最終的な判断は兄に委ねるつもりですが、私は娘として母の本心を聞いたり、家の片付けやリフォームに関しては得意分野なのでできる範囲でサポートしていこうと思っています。

家が綺麗になって、いろんな人が助けてくれると思うだけで気持ちはすっきりします。とにかく一人で抱え込まないこと。一緒に乗り越えていきましょう。

 

 

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