ワイン検定シルバークラスの合否は!?資格試験や学びにチャレンジすることで「時間の使い方」「未来」が変わる
先日宣言したソムリエ協会ワイン検定シルバークラスの試験が終わりました!
結果は合格でした!合格率はかなり高いとはいえそれなりに大変だったという感想。
試験の申込みが二ヶ月半前、その後テキストが送られてくるので実質二ヶ月間の勉強時間でしたが、生活の変化や気持ちの変化を自分なりにまとめました。
なんで趣味の資格を取ろうと思ったのか
趣味の資格というと、山の様にありますが、ようやく子育ても落ち着いてきたので、目がいくようになりました。
三年前からワインの講座を受けるようになり、先生の説明を聞きながらブラインドティスティングをしたり、各国の美味しいワインに出逢いました。仲間に勧められて二年前にワイン検定のブロンズクラスを取り、次がシルバークラスなのですが、、、
仕事で使っている訳ではないので、ワイン仲間に誘われてもほんとうに必要なのか、受けるかどうかを悩んでいました。
時々講座に出てノムリエとして楽しんでいるものの、何度聞いても自分の飲んだワインの名前が覚えられないし、ニューワールドになったら品種が複雑で特徴も掴めない…いいものを飲んでいてもその価値が十分にわからないままなんて、となんだか悶々としていたのです。
舌は鍛えられても、知識が追いついていない感覚。
大人になって資格試験に挑むこと
私の考えとして基本的に資格試験は取るだけで使わないと意味がないと思っています。
二級建築士(国家資格)を20代で取得したのですが「資格を持っているのに家の設計をしたことがない」と何年も自信の無さがつきまとっていました。
今でこそ持っていてよかったと思いますが、取った目的が「基本給が上がる」ですから笑
ただ、学生時代のようにテストの為に勉強する、受験の為に勉強する、また建築士や整理収納アドバイザーなどの仕事に直結する時とは大きく違い、自分の意思で勝手にやりたいだけなので、これまでの感覚とは随分違った気がします。
夜時間の使い方を見直し自分が変われる自信がつく
宣言した日のブログにも書きましたが、これまでの10年間(子どもが産まれてからずっと)私の睡眠環境はぐちゃぐちゃでした。
授乳の為に夜中何度も起きる生活が始まり、ようやく落ち着いたと思ったらトイレトレーニング。夜中のトイレ付き添い、二人目を妊娠、また授乳生活。夜中は子どもに蹴られるし、夫も帰ってくるのが遅いことが多く玄関ドアを開けた瞬間に目が覚める、そんな毎日が最近まで続いていたのです。
ようやく子どもと別部屋で寝られるようになり、驚く程ぐっすりと眠れる日々がやってきましたが、寝落ちしたり、たまたま起きられてもダラダラしているとあっという間に時間も経つ、そんな毎日でした。
試験を受けることを決めてからはテキストを眺めて眠り本(だって読んでいると眠くなるんだもん)として使っていましたが、いよいよ一ヶ月前になるとスイッチが入ったのか、寝かし付けで寝落ちすることはほとんど無くなりました!
講師からこの試験のポイント、出る問題に関するアドバイスが送られてきます。とにかくどの国のどの地域でどんな品種が作られているのか、気候や地形、有名なワイン名など覚えるのに苦戦し、世界地図を書いてそこに書き込んでいくという方法が一番把握しやすかった気がします。
こうやって、習慣を見直し、なんとか少しずつ自信をつけていきました。
学ぶ目的を決め「学び方」を工夫するようになった
学生の頃はただただ「覚える」という暗記に力を入れていました。
社会人で働きながら建築士やインテリアコーディネーターの資格を取るのは大変で…ただ必死で教科書を覚え図面を書く、対策用に学校に通うなど働きながらだったので結構辛かったです。
しかし、もう大人だし、好きなこと勉強していい訳で、、、今回の試験は大好きなワイン。様々なテキストや舌のインプットが増えてきたのにつながらない、、、目的は「知識の整理」「楽しいから(娯楽)」でした。
記憶力という意味では致命的かもしれませんが、テキストを見ているだけでも、旅行に行っている気分、世界の料理も載っているから、楽しんだもの勝ち!と思うようにしてモチベーションを上げました。
あのワインとこの料理は合うんだなーと。
このお菓子と同郷なんだ!とか。
本を読むだけでは覚えられないから単語カードを使う、声に出して音読、いろんな方法で、なかなか覚えられない横文字と戦いました。
自分が想像もしなかった未来が
終わった後は清々しい気分に。大袈裟に聞こえるかもしれまんが、私の気持ちが大きく変わったことがありました。
世界地図を見てワクワクしてそこに行きたくなった
ここにワイン畑があるんだー、フランスとイタリアの地理関係はこうなんだ、と興味がわき、なんともワクワク
ずっと習得したかった「英語の目的」さえ見つかった気がします。ワイナリーに行って質問したい!とか。
これは副産物というか自分でも想像することさえ出来なかった効果です。
これまでのワインの知識が整理されたし、目的もできたので、楽しいこと沢山見つけていこうと思います。大人の学び、オススメです。