忙しいワーキングマザーは朝の支度が勝負!いろんな人に助けてもらえる仕組みを作ろう
先日久しぶりにお会いしたお客さま。一年前に洋服やキッチンなど気になる所を何度か片付けをした後にお引っ越しが決まり、この日は久しぶりの再会となりました。
シッターさんに朝預ける時のバタバタ解消に向けてママの家事ストレスが減りいろんな人に助けてもらうための仕組みについて事例うを使ってご紹介します。
子どもを預けて働くことへの不安
当時は、双子ちゃんのママということもあり「子どもを預けて働くことに迷っている」とおっしゃっていました。
職場まで遠いことや、実家に頼れないことなど、不安はつきまといます。とても優秀な方で手に職をお持ちなので私は以前「社会復帰を急がなくてもいいけれど、仕事を無理の無い範囲で続けながら保育園(認可が無理でも認証)にお世話になるのもいいかもしれませんね!」とお伝えしました。
その後に、お仕事復帰されたということでご連絡をいただき、以前は手を付けなかった「リビングのセンター収納」の使い方をレクチャーすることに。
「産後すぐのタイミングで片付けておいて良かった」
久しぶりにお会いした時の第一声が「川中さんに頼んでおいてよかったーー」と、嬉しい声。
引っ越しした後も、双子ちゃんということもあり、散歩に行くだけで大変な思いをしていたKさまは、ベビージッター制度を使ったりといろんなサポートを受けておられました。「友達やシッターさん、沢山の人が家に来てくれるので整えておいて良かった」とのことでした。双子ちゃんを連れて遊びに行くのは大変なのでお友達にも来てもらうことが多いとか。そして保育園の待機で決まるまでは自宅でシッターさんに来てもらっているという状況でした。
誰もが空けていい扉と他人には空けられたくない扉
早速リビングの収納ゾーンの片付けに取りかかりました。家族以外の人には収納の中って見られたくないですよね?
基本的にはシッターさんが使うモノはいつもダイニングテーブルの上か、収納棚の上に置いてあるとのこと。
シッターさん用に、普段やりとりするノートや時々使うかもしれない文房具、お掃除もしてくれる人ならお掃除グッズも置けるコーナーを左側に作る提案をしました。
全部出して分ける間は淡々と手を動かすこと
今回は撮影や掲載許可をいただき、動画までご協力いただきました。
動画はまだ編集していないのですが、作業中はお話したり、いろんなイメージを膨らませて楽しく片付けしていきます。とにかく淡々と手を動かすことがうまくいく秘訣です。
Before&After
朝起きて子どもの準備から一連の流れがスムーズにできる収納
細かくご説明はしませんが、要らないモノがなくなり、大事なモノだけが取り出しやすく収納されました。
○○コーナーを作ろう!
こちらは、誰でも空けていい扉!ここに文房具や塗り薬、シッターさんとのやりとりノートなど諸々入れておきます。
時々は見直しを
そこまで大きくない収納に見えますが、こんなにもゴミが出ました!
その時は完璧な状態であっても、時間が経てば状況が変わることもあります。時々見直して、要らないモノを見つけたら処分するといいでしょう。
「自分で片付けたのに川中さんとやるとどうしてこんなに捨てられるんだろう」よく言われます。
やっぱり誰かの目があると思うと判断力も変わるんですね。私はプロなので「どんな時に何回くらい使いますか?」「これは○○だと変わりになりませんか?」「ほんとうに必要ですか?」とあらゆる質問パターンを持っているということも理由の一つかも。
子どもを育てているだけで「お疲れさまです」
途中お子さんが昼寝から起きてきて、前抱っこに後ろおんぶ、、、さすがに「私もお一人おんぶしますよ!!」申し出たのですが「私でないと怒るので」と前後に!これには、ほんとに頭が下がりました。
ママはすごい、、、日々お疲れさまです!としか言えない。私はこのママが楽になるような仕組みにする!それだけでした。
いろんな人に助けてもらって子どもを育てよう!
子どもを産んだだけでも大変、その上安全に育てているだけでもすごいのに、家のことまで「頑張って」なんて言われたら、、、私が起業した理由も子どもを産んでからモノが溢れて困ったからが原動力。
片付けがゴールじゃなくて、子どもが出掛ける時の準備とか家事とかはさっと出来て、沢山のひとに頼って助けてもらえて子どもと向き合う時間が愛おしく思えたら、幸せなんじゃないかな。
今回の場合もシッターさんだけではなくて、実家の母や義理の母が来た時、夫が手伝う時にも分かりやすくしておくことが手伝ってもらえる人になれるポイントです。
幸せなママが日本中、世界中に増えるといいなと思います。