起業家やリモートワーカーはどこで仕事する?自宅オフィスのメリット・デメリット
個人事業主の方は自宅をオフィスにする場合が多いと思いますが「家=くつろぎの場」で仕事に集中することは至難の業
最近では、リモートワークなど自宅で仕事ができる企業が増えてきたので、家での環境作りはマストになってきました。
私自身も自宅に集中できる環境を作ることには正直苦労しました。いかに効率よく配置をし集中できるのか、これまで法人オフィスや個人宅で提案してきた経験を元に、まずは自宅オフィスのメリットとデメリットをご紹介します。
自宅オフィスのメリット3
①移動時間がゼロ
移動する必要がないので、片道一時間かかっているとしたら二時間のロス。本を読んだりオーディオブックを聴くのもいと思いますが、時短などで働いている人、夕方から子どものことで忙しくなる母にとっては働ける時間が少ないのは困りますね!少しでも長く仕事をこなしたいのであれば、時間のロスがゼロというのは魅力的です。そして満員電車に乗らなくてもいいのはかなりのメリットと言えます。
②仕事の環境が抜群にいい
自宅のWi-Fiが早いなら作業効率が抜群にいいことでしょう。我が家は夫がネットに詳しいので(パソコンはいつもお下がりではあるものの十分使えるもの)ネット環境も整っています。
エアコンのリモコンは手がすぐ届く場所に、右側に加湿器、飲み物もアロマもオイルも常に近くに配置
最近椅子を買ったので机を大きいサイズに買い換えようとか、壁の色を変えるなど変化も楽しんでいます!※ちなみに左のソファは外用のチェアを冬は室内に置いています。
特に女性は、夏の冷房で身体が疲れますよね。私も企業に勤めていたころは、夏の寒さ対策に余念がありませんでした。環境のことを考えると本末転倒…しかし自宅であれば、部屋も広くないので加湿器をしても効率がよく、アロマを炊いたり、音楽も流せるので自由自在の環境です。
③まわりに気を遣わなくていい
電話したりzoomで会議したり、時には頭に入れたいことがあればぶつぶつ一人ごとを言っていても大丈夫!
最近では私も動画撮影をしたり、自己紹介の練習をしたり、歌ったり(はあまりしない)は好き放題。
以上三点あげましたが、他にも好きな飲み物をいつでも飲めて、お昼も家で食べることで大きな節約になります。気分転換に家事をするなど数え上げるときりがありませんね♩
自宅オフィスのデメリット3
①集中できない
これに尽きます。ほとんどの方が「家だと集中できない」と言います。家はくつろぐ場所として使っている人が多く、終わりのない家事が気になったり、宅急便が届いたり、ついTVを見てしまうなど、環境をしっかり整えないと集中することは難しいでしょう。
②すぐに仕事が始められない
会社やワーキングスペースであればパソコン一台持っていけばすぐに仕事が始められます。自宅で仕事をする場合、案外ダイニングテーブルでやっている人も多いとよく聞きます。もし、机があっても職場のスペースとは違って他人の目がありません。誰からも文句を言われない環境なので散らかり放題にしてしまうことも。モノが沢山あるとイライラしたり精神的にもいいとは言えません。
③お金がかかる
私も時々目的を持ってコワーキングスペースを活用しているのですが、スペースにお金を払っているので決して安くはありません。大抵の場合4〜5時間で一日の最大料金が発生し、1,500〜2,000円はかかります。カフェは話し声が気になったり、そもそもWi-Fiの接続がイマイチなのと、セキュリティーの問題も気になるので、ワーキングスペースを利用します。(私のよく行くワーキングスペースはランチで交流があり情報交換ができるので気に入っていますが)そこまでの交通費とスペース利用料を考えると決して安くはないと思います。
まとめ
ここまでメリットとデメリットが分かっていても「そんなにすぐ片付かない!」「目の前のことを集中してこなさないといけない」という状況なら場所を変えた方がいいと思います。
ただ、長い仕事人生を考えた時には、自宅で集中して進める作業、ワーキングスペースで仲間と交流したり、仕上げたいことを決めて行く、カフェでゆったりと企画を膨らませるなど、目的と場所を使い分けるのは仕事の効率を上げるために必要なのではないでしょうか?
結論として自宅のオフィス環境を整えるのは最善だと思います。
「自宅オフィスで集中できる環境を作る時のコツ」も合わせて記事にしようと思っていたのですが、長くなってきたのでこの辺で。次回の記事でご紹介しますね!